B&R、顧客向けにサイバーセキュリティ支援

IEC 62443-4-1に準拠したAutomation Runtimeの開発プロセス

オートメーションのスペシャリストであるB&Rが提供する、リアルタイムOS「Automation Runtime」の開発プロセスが認証されました。TÜV Rheinlandによる監査により、産業用オートメーション技術の安全な製品開発のためのプロセスが、IEC 62443-4-1規格に準拠して実施されていることが確認されました。B&Rは、仕様から設計、開発、テスト、メンテナンスに至る、ソフトウェア製品のライフサイクルのすべての段階において、サイバーセキュリティに配慮しています。

B&Rのサイバーセキュリティ担当者であるRobert Fuchsは、次のように述べています。「B&RはサプライチェーンにおけるOTセキュリティに対する責任を真剣に受け止めています。IEC 62443-4-1の認証は、当社が最新の脆弱性管理の実施、包括的なセキュリティテストの実施、セキュリティリスクを特定および対処し得る能力を強調するものです。」業界標準に向けた取り組みにより、B&Rのお客様は、OTシステムのサイバーセキュリティに関連する時間のかかる社内分析やサプライヤー監査を、容易に行うことができるようになります。

B&RのCTOであるFlorian Schneebergerは、次のように付け加えています:「今回の認証取得は、当社の製品ポートフォリオにおいて、サイバーセキュリティをさらに強化する戦略における重要な節目となると考えています。お客様の商業的成功のためにも、堅牢な製品の開発はますます重要になっています。当社はこの分野での活動を順次拡大していきます。」



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