産業の未来を積極的に創造する
ハノーバー・メッセにおいて、B&RはIndustrial Internet Consortium (IIC)のメンバーとなったことを発表しました。 ”B&RとIICは共通の目標を持っています。 私たちはインテリジェントなデバイス、機械、プロセス、データがすべて一緒にネットワーク化される産業用環境を創り出したいのです。”マーケティング・マネージャ、Stefan Schöneggerは説明します。 ”IICの創立メンバー – Cisco、GE、IBM、Intel – や他のメンバー会社とともに、私たちは”Internet of Things (IoT)に基づくコンセプトの理論から製造全体への迅速な展開において、積極的に役割を果たしていこうと考えています。”
IICによると、この産業界の未来は切れ目なく互いに交流できる共通のアーキテクチャ、オープンな標準・システムのもとに築かれなくてはなりません。 ”インターネットとオートメーション・テクノロジーの境界は、これからどんどんなくなっていくでしょう。”Schöneggerは続けます。 ”私たちは自社の生産設備において、このようなアプローチをすでに何年も実践してきました。その経験をIICのワーキング・グループでシェアできるのは喜ばしいことです。”
TSNテストベッドへの参加
B&RはTSNとOPC UAの組合せが産業用環境で初めてテストされている、IICの”Time Sensitive Networking (TSN) Testbed”にも参加しています。 TSNはIEEE 802.1イーサネット標準の拡張であり、OPC UAにリアルタイム性を与え、センサレベルからERPレベルまでのインターフェース・フリーな通信の可能性を開くことをねらいとしています。